◆【ビジョンストーリー(2)】このままでは終われない!夢を“魂の設計図”に変える、朝15分の魔法──バレエがすべてだった10代と摂食障害・誰にも言えなかった痛み

最終更新日:2025年6月5日

 

こんにちは。
天職実現マスターマインド
コーチの鈴木みつこです。

 

今日は

【ビジョンストーリー(2)】
このままでは終われない!
夢を“魂の設計図”に変える、朝15分の魔法──
踊りがすべてだった10代と
摂食障害・誰にも言えなかった痛み

というテーマでお話します。

 

 

◆昨日までのお話は

昨日の記事では、
私の原点ともいえるエピソード──

 

【実父の死】を通してはじまった
“魂の目覚め”についてお届けしました。

喪失の体験は、
私にとって「生きる意味」を問い直す
魂の扉を開くきっかけでした。

 

 

そして今日はその続き──
どんなふうに私は、
“夢”という情熱に突き動かされ、
人生を自分の手で動かし始めたのか。

 

バレエと出会い、海を越えてNYへ。
魂の道を歩み出した、
もうひとつの原体験を
綴っていきます。

 

気づかぬうちに、
私は心の奥で
「もっと頑張らなきゃ愛されない」
「完璧じゃないと認めてもらえない」
そんな思い込みを抱くようになっていました。

 

その根っこには──
8歳のときに突然、父を亡くし

 

 

 

その後、
継父との間に安心できる
関係を築けなかったことがあります。

 

どれだけ頑張っても愛されない。
その体験は、深い【無価値感】として
私の中に、静かに、
でも確かに刻まれていきました。

 

それはその後の人生にも影を落とし、
長く私を苦しめる
“見えない鎖”となっていたのです。

 

(2)バレエに夢中になり渡米の夢を叶えたこと

 

◆踊ることが人生のすべてだったころ

 

それでも私は──
「最高の自分を生きること」だけは、
あきらめませんでした。

継父と母が
子どものことで喧嘩をしている。

 

冷たい空気。
家に帰りたくないな…
と思うような家庭環境でも、

 

どんなに自信を失っても
どれだけ苦しくても

 

「自分の夢」だけは、
どうしても
手放したくなかったのです。

私が夢中になったのは、
クラシックバレエでした。

小・中・高校と、
地元の先生のもとでレッスンを重ねながら、

 

中学の後半からは、
お休みのたびに東京まで通い、
憧れの先生のもとで稽古を受けました。

 

高校3年になると、
私は静岡の小さな町から、
週5日、東京のバレエ学校に
通うようになります。

午前中は地元の高校で授業を受け、
午後は早退し、
沼津から電車に飛び乗って東京へ。

 

片道3時間をかけて
各駅停車の東海道線の中で、
テスト勉強をしながら
移動する毎日でした。

 

帰りは東京駅から
最終の東名バスに乗り、
夜遅くに帰宅。
そんな日々が続きました。

踊ることは、
当時の私にとって、
人生のすべて
【生きる力】そのものでした。

けれどその一方で──
誰にも言えない苦しみと、
ずっと闘っていたのです。

 

それが【摂食障害】でした。

 

◆「ガリガリなくらい細くないと」

 

「ガリガリなくらい
細くないと、
舞台映えしない」

 

先生に言われたそのひと言が、
思春期の私の胸に
深く突き刺さりました。

 

そこから私は、
「痩せなきゃ」
「もっと細くならなきゃ」と、

 

いつも自分を責めて
体重計とにらめっこの
毎日でした。

 

何より、
鏡に映る自分が大嫌いでした。

当時の私は、
今よりずっと痩せていたのに──

 

陸上やバレーボールをやっていて
もともと筋肉質な脚や
体型が嫌でたまらなくて、

 

「脚が太い」
「太っている」

そんな言葉ばかりが
頭の中をぐるぐるしていました。

 

そんな中、ダイエットが高じて
私はいつしか、
過食と嘔吐を
繰り返すようになりました。

 

◆誰にも言えなかった10年・摂食障害

 

摂食障害、過食嘔吐は
17歳から26歳まで
ニューヨークで自力克服するまで
続きました。

 

 

「今日こそやめよう」
「今夜こそ大丈夫」

 

そう思っても、夜になると
大量の食べ物を詰め込み、食べては吐く。

 

顔はむくみ、
歯もボロボロになっていく。

 

朝は起きられず、
心も体も重く沈み、
うつのような状態に──

 

「もうイヤだ」
そう思っているのに、
どうしても
やめられない自分がいました。

 

でもこのことは
母にも誰にも告げない
秘密でした。

 

痩せても不安は消えない。
体重が減っても、自分を許せない。

 

「こんな私では、まだダメ」
「完璧じゃないと、愛されない」

 

その思い込みが、
ずっと私を縛り続けていました。

 

 

◆心がぐちゃぐちゃでも、続けていた“たったひとつ”

 

でも、そんな私にも──

 

どんなに苦しくても、
どんなに心がぐちゃぐちゃでも、

ひとつだけ、自然に続けていた
大切な習慣がありました。

 

それが、今、私が届けている
【モーニング・リチュアル】の原型──

 

毎朝の
「本当の自分とつながる時間」です。

 

ブレない自分軸をつくる朝の儀式

「モーニング・リチュアル」
当時は、そんな名前もありません。

 

ただ私は、毎朝、
静かに目を閉じて、

 

瞑想とビジュアライゼーション
問いかけを行っていました。

 

「私は、どうしたら
最高のパフォーマンスで
自分の使命を 生きられるだろう?

 

最高の自分を
生きられるだろう?」

 

 

 

◆「このままで、私は壊れてしまう」

 

20歳の頃の私は、
心も体も、そして魂さえも、
静かに限界へと向かっていました。

午前も午後も、
バレエ団での厳しい稽古
レッスンとリハーサル。

 

夢中で踊る一方で、
「自分には才能がないのかもしれない」
そんな葛藤に、心は押しつぶされそうでした。

 

夜はそのまま
寝る間も惜しんでアルバイト。

 

摂食障害を抱えた
身体はボロボロで、

心もすり減っていくばかり──

 

でも、どこかで
私はわかっていたのです。

 

「このままでは、
きっと壊れてしまう」と。

 

舞台に立つために、
好きな踊りの世界に
飛び込んだはずなのに──

 

ほんの一握りの人しか、
踊りで食べていけない現実。

 

努力では超えられない壁が、
いくつも立ちはだかっていました。

 

そんな日々の中、
ふと、倒れこむように
布団に沈みながら、

 

心の奥から、
ぽつんと湧いてきた言葉が
ありました。

 

──「私は、いったい
何をやっているんだろう?」

 

このままで、本当にいいのだろうか?

 

このまま、東京で
消耗し続ける人生で、
私は本当に満足なのか?

 

そのとき、私の中で
小さな声が生まれました。

 

◆夢を持つことの大切さ

(1990.6.26 成田空港 からニューヨークへ単身渡米)

 

このままではいけない。
こんなのは本当の自分ではない。

 

「夢を持つ。大きな目標を持とう」

 

本当に自分がやりたいことをやろう。

 

もっと大きな世界で、
自分を試してみたい。

 

大好きな踊りで
生きていける
「可能性」がある場所──

 

私が心から憧れたのは、
自由と創造の街、
ニューヨークでした。

 

「このまま終わりたくない」
「このままでは終われない」

 

そんな想いが、 静かに、
でも確かに 私の中で燃えはじめました。

 

「私は、自分の全人生をかけて
まだ、やるべきことがある」

 

そう心の奥で感じたとき、
小さな炎が、魂の中心で
ぶわっと燃え上がったのです。

 

◆ “未来の私”を、毎朝リアルに生きる──魂を再起動する時間

 

それから私は、
毎朝【未来の自分】を
くっきりと思い描く
ようになりました。

 

ただの“フワフワした願望”ではなく、
五感を使って、感情を乗せて──

 

未来を先取りし、今ここで
全身で味わうような、
深く豊かな時間。

 

それは私にとって、

最高の自分
本当の自分に

 

しっかとアクセスし
繋がり直す

 

魂を静かに
再起動させる、
“儀式(リチュアル)”の
ようなものでもありました。

 

たとえば──
大好きなNYの地に立ち、
渡米できた喜びにガッツポーズをする自分。

 

キラキラと輝く舞台で、
観客の前で堂々と踊る私。

 

(NYにて、舞台)

 

ニューヨークの街角を
背筋を伸ばして、
自信を持って歩いている私。

 

 

心から「生きていてよかった」
そう感じている
“未来のわたし”を毎朝、

 

まぶたの裏に
くっきりと思い浮かべました。

 

(1990.7 NYに渡米したばかりの頃)

 

それだけでは終わりません。

 

私はその未来から
まるで映像を“逆再生”するように、

 

どうすれば
そこにたどり着けるのか、
一歩ずつ【逆方向】にイメージしていきました。

 

・その姿になるために必要なスキルは?
・どんな日々の習慣が必要?
・どんな感情を持ち、どう行動している?
・だからこそ、“今の私は”何をするべき?

 

そんなふうに、未来から今を照らすように、

(舞台後の写真。 のちに結婚する 亡くなった前夫フレデリックと)

 

 

毎日、瞑想とイメージングの時間を
自分と静かに向き合いながら
続けていたのです。

(当時、よく見ていただいた お世話になった先生と)

 

◆「夢」を“魂の設計図”に変える時間

 

ビジョンは現実を動かす力になる 。

 

今思えば、 あれはもう
“高解像度のビジョンワーク”
だったのです。

 

ただの「夢」や「願望」
ではありませんでした。

 

それは、
絵に描いた餅ではなく──

 

“未来の私”をリアルに
思い描きながら、 そこに感情も載せ

 

そこに至るまでの
【具体的な道のり】を、
逆算して描く

 

【魂の設計図】
のような時間でした。

 

(NY  舞台後 スクール・ディレクターと

 このときは、稽古の途中、パートナーリングで、肋骨にひびが入ってしまったが

 踊りぬいた)

 

夢を「計画」として落とし込み、
心と体の両方にしっかりと刻み込んでいく──

 

そんな、現実を動かす
ビジョンづくりだったのです。

 

その積み重ねが、
やがて私の現実を少しずつ動かし、
人生を変える力になっていったのです。

 

この体験が、 今みなさんに
お届けしている
【モーニング・リチュアル】の原点です。

 

 

◆【ここから始まる、あなたの“魂の物語”】

 

この「ビジョンワーク」の積み重ねが、
やがて私の人生を、大きく動かしていきました。

 

毎朝ほんの数分でも、
“魂の声”と静かにつながる時間を
持つことで、

 

迷いながらも、
私は一歩ずつ進んでこれたのです。

 

そして今──
あの頃の私と同じように

 

「変わりたい」
「もう一度、自分を信じたい」

 

そんな想いを抱えている
あなたにこそ、

 

この“モーニング・リチュアル”を
届けたいと願っています。

 

どんな場所にいたとしても、
どんな過去があったとしても、大丈夫。

 

魂が「ここから」
と決めた瞬間から、
人生は何度でも、やり直すことが
できるからです。

 

“最高の自分”を生きる物語は、
いつからでも、ここからでも、
書き始めることができます。

 

 

明日も、続きをお届けします。

 

いつも読んでくださって、
本当にありがとうございます。

 

心からの感謝をこめて。

 

鈴木みつこ

 

 

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