本質はシンプル(4) 潜在意識と筋肉はつながっていたマイナスとプラスの体験
今日は、
本質はシンプルで深い(4)
潜在意識と筋肉はつながっていた
マイナスとプラスの体験
についてお話します。
目次
◆ブロックがあるままだと
ブレない自分軸をつくり
ビジネスとして天職実現するためには
メンタルブロックを解除することが
欠かせません。
なぜなら、
ブロックがあるままだと
ビジネスを形にするために
必須の3要素、
「素直さ」
「スピード感」
「圧倒的な行動量」
を実践することが
不可能になるからです。
しかし、
ブロック解除が天職実現には
欠かせないとはいっても、
いちばん問題なのは、
ほとんどの人は
自分にどんなブロックがあるのか
そもそも「気づいていない」ことです。
人は自分にはそうした課題がある
という「問題意識」を感じなければ、
そちらに注意が向くことはないので
結果が出ない場合は
別の方向に迷走しはじめます。
そして
「なんで、私はこうなんだろう?」
「できない、無理かも」
ふだんは良くても
メンタルが落ちたときに
いつも浮上する生きづらさを
どうすることもできない、
改善することもできない、
ゆえに
いつも同じような人生の宿題が
ぐるぐる巡り巡ってくる
というわけです。
◆本質はシンプルで簡単だが「深い」
また仮に、ブロックに気づいたとしても
「浅い」レベルでしかわかっていない場合も
多々あります。
モノゴトの本質は、シンプル、
そして簡単かもしれませんが、
「深い」のです。
「あ、もうそれ聞いたことある」
「知ってる」
「私、十分できてまーす!」
「こんなに簡単でいいのか?」
と自動反応で
出てくるクセがある人は
要注意です。
だからこそ
「無知の知」
自分はまだまだ何も知らないことを
真摯に受け入れて、謙虚に学び続けていく
姿勢が大事なんですよね。
成功している人
結果を出している人は
ブレない自分軸で
最高の自分を日々生きている人、
自分の使命遂行に邁進している人は
みんなそうです。
いつだって謙虚。
自分はまだまだ何も知らないことを受け容れている。
でも、だから自分はダメ、
わかっていない、知っていないから
自分には価値がないだ
とも思っていなくて
むしろ永遠の子どものような
純粋な好奇心を持ち合わせている。
へんにアタマで凝り固まった大人みたいに
論理的にすべてを説明しようとするのではなく。
自分は今ここで
全部知っていなくてもOK。
知らないこと、わからないことを
許す。
すべてをできていなくても、
すべてを知っていなくても
私には価値がある。
「無知の知」
自分はまだ何も知らないことを
真摯に受け入れて
永遠の伸びしろを手に入れ
学び続けていく
進化成長のスパイラルに入ることが
大事なんです。
ですから
私が行っている
「ブロック解除」講座も
やりかたはシンプルで簡単、
誰にでもできるものだけれど、
本質はシンプル、そして
「深い」ということです。
◆潜在意識と筋肉は直結している
さて話を戻します。
昨日、お話したのは
「ブロックはどんなふうに解除していくか」
潜在意識と筋肉についてでした。
ブロックを外していくプロセスは
大きく分けて3つ。
(1)ブロックに気づく
(2)ブロックを外す
(3)ブロックのメンテナンスをする
その土台として
潜在意識について
理解しておいてほしいことを
お話ししました。
中でも
大事なことは
潜在意識は
筋肉と直結している
ということ。
潜在意識にあるものを、
脳が翻訳して、
体の筋反射として出してくる。
それを覚えておいてね、というところまで
話しましたよね。
潜在意識は
筋肉と直結している
でも、それって
どういうことなんでしょうか?
わかりやすい例では
心配不安があって
緊張すると
体がコチコチになる
思うように動かない
という経験。
あなたにもあるかもしれません。
潜在意識は
筋肉を全部コントロールしている。
私には、それをしみじみと
実感したマイナスとプラスの経験があります。
◆指が動かない?
まずは、マイナスの経験。
東京で一人暮らしを
始めた頃のことです。
まだスマホもない、
パソコンも一般的ではない、
1980年代後半から90年代にかけて、
当時ワープロという
メモリ付きのタイプライターみたいなのが
あったんです。
今はワープロというと、
パソコンで文書を作成するソフトのことで、
「ワードプロセッサ」の略称ですが、
過去には
ワープロとは
「ワープロ専用機」の略称としても
用いられたのですね。
今日常的に使っている
ノートPCのずーっとずーっと前の
文章を書く機能、一点突破のようなもの。
もちろんネットにはつながらない。。。
そもそもインターネット自体が
まだない時代ですが、
文章を書く人、書くことが好きな人には
このワープロ専用機が手放せない時代でした。
私も当時から
よく文章を書いていたので
このワープロ専用機は
ノートPCを何倍も分厚くして、
大きく重いけれど
持ち運びはできるので
毎日のように使い、非常に重宝してました。
それであるとき
毎日使っているし、使いこなせてる、
なくてはならないものだから
ワープロ検定を受けてみよう、
資格を取ろうと思ったんですよね。
それなりに準備して、
試験本番の日、
とある会場に向かいました。
でも結果は、メタメタ。。。
みごと落ちました。
なぜかというと
ものすごく緊張してしまい
手、指先が
自分の思うように
「まったく」動かなくなってしまったから。
固まってしまったから。
どこかおごり高ぶり
毎日使ってるし、きっと楽勝♪と
練習が不十分だった
ということもあるでしょうし、
初めてのことで慣れない環境で、
力が発揮できなかった
という部分もあったでしょう。
でも
顕在意識では
がんばろう、やろうと思っているのに
指がまったく思うように動かないのは
ショックでもありました。
でも、そのときほど、ああ、
こんなにも
意識と筋肉って
直結してるんだ。。。
わたしの体、動かそうと思っても
ぜんぜん意志通り、動かないじゃん!
と思ったことはありません。
そう、
潜在意識と筋肉が直結していることが
体感レベルでわかっておらず、
きっと楽勝♪と 高をくくって
準備不足だったんですよね。。。
◆踊り、体感覚、イメージトレーニングの恩恵
その一方で
しっかりと念入りに
準備をし、
潜在意識レベルにまで
自分が望む結果を落とし込み
潜在意識が筋肉と
直結していることを
経験したプラスの体験もたくさんあります。
たとえば
ダンスや渡米留学の経験です。
私はクラシックバレエを子どものころから
長くやっていて10代は踊り一色。
その後、単身、NYに留学をしたくらいなので
ダンスは大・大好きだったのですね。
もちろん毎日の稽古は欠かしませんでした。
舞台の前はとくにですが、
ふだんの稽古の時から
しょっちゅう音楽を聴きながら
アタマの中でシミュレーションをする、
ここで腕をこう動かして
体はどうして
そういったことを
今自分が実際にやっているかのように
ありありとアタマの中で
シミュレーションをしながら
潜在意識に落とし込むようなことを
ごく当然のように毎日やっていました。
実際、同じような方式を使って、
渡米する直前まで
朝、バレエ団の稽古を受ける前には
別の階のトイレにいって
(ある商業ビルに入っていて、
階下の店はまだ開店してなかった)
5分ほど、こもり
イメージングをするのが
習慣でした。
それはまだ
自分の力が
海のものとも山のものともつかない、
コールド(その他大勢)の
ペーペーの時代からでしたが、
(NY 渡米したころ 1990-)
自分が渡米して
目標を成し遂げてガッツポーズする瞬間から
全部逆算して
そこに至る
プロセスを全部
逆回しで 映画のシーンを
アタマの中で再生していくような
イメージトレーニングです。
当時は別にそれをトレーニングだとも思わず
ただやりたいから、やってたわけですが、
その結果、
20才の時に立てた
渡米5か年計画は、3年に縮まり
親も説得して
お金も溜めて
私は単身、大好きだったNYに
渡米ダンス留学し、
結婚、移住までしたのでした。
また舞台で踊るときも
そういったことをふだんフツウにやって
潜在意識に入れているので
ワープロ検定のときには
あれだけカチコチで
まったく動かなくなってしまった体や指が
がらりと変わりました。
舞台や踊っている時は
何ものからも解き離れて
体の細部まで全神経を行きわたらせて
自由に望むままに
体、全身の筋肉を自由自在に使って
アタマで考えることなく
表現することができた
というわけです。
何が言いたいかというと、
潜在意識と筋肉は
それだけ直結している。
潜在意識には
ちょっとがんばれば
知覚できる部分も含まれている。
それを
しっかりと
自分のコントロール下において
自分の全人生を操縦するのか、
次は何が出るのかわからない、
といった感じで環境や周囲に
振り回されるのかは、
あなた次第。
シンプルは方法や
ふだんからのメンテナンスするなど、
学ぶことで
人生はこれからいくらでも
花開くよ! ということです。
◆ペンデュラムをツールとして使う
今回の記事を書く中で
私のブロック解除の講座を説明するときに
ペンデュラムを使うけれど
それは一般的な使い方とは少し違う。
ペンデュラムは、潜在意識を見える化させるための
ツールとして使う、
と書きましたよね。
ペンデュラムを動かすのが
最初から上手な人は
アスリートや楽器をやっている人が多いのです。
それはなぜかというと
たとえばフィギュアスケートや
その他の運動選手、
あと楽器をやっている方も
アタマで考えてから
指が体が
動くのでは遅いのです。
瞬間的に
ああしよう、こう動かそうと思ったことが
指先に
つま先に
全身にピピっと伝わらないと
話にならない。
だから、
最高のパフォーマンスを行う
芸術性を極めていく上ではためには
自分で瞬時に
全身の筋肉を
思うようにコントロールできる術を
毎日の厳しい練習の中で
自然に体得していくわけです。
何が言いたいかというと
自信がない、不安な人は、
全部筋肉に来るから、
緊張すると体が固くなり、
うまく筋肉を動かせない。
この自分の体の筋肉のコントロールができない人が、
月収100万円になりたい、
自分の思ったとおりに売上をあげられるか、
ビジネスとして天職実現できるかっていう話なんですよね。
スポーツや楽器をやっている人は、
簡単にペンデュラムを動かせる場合が多いのですが、
それは体と思いがイコールになっているから。
指や体の細部を動かす、とか、
命令がそのとおりいくから、
ピアノが弾けたりするわけです。
スポーツが苦手な人は動きにくい。
それは体に命令が出せないから、
潜在意識を自分のコントロール下に置く、
その感覚がわかりにくいからです。
でも安心してください。
苦手であれば、
潜在意識を見える化する
ツールとしてのペンデュラムに、毎日触れる、
毎朝チューニングをするなどして、
自分の体感覚とつながる練習をすればいいんです。
スポーツ選手、バレエなど踊りもそう、
楽器もそう、
毎日の準備運動や
基礎練習は欠かさないですよね。
だから、筋反射を利用して
ペンデュラムを
自分で思った通りに動かせるようになることが
自分の潜在意識を
より自由に使えるようになる
一つの目安というわけです。
ブロック解除、
潜在意識と筋肉の関係、
ますますディープな話になってきましたが
長くなりそうなので
つづきは また明日書きますね。
以上、今日は
本質はシンプルで深い(4)
潜在意識と筋肉はつながっていた
マイナスとプラスの体験
というテーマでお話しました。
いつも心から
あなたを 応援しています!
最高の自己実現コーチ
鈴木みつこ