最高の自己実現とは(2)自己実現には6つの段階フェーズがある・マズロー欲求階層説
今日は
やりたいことを実現して
最高の自分を生きる!って
どういうことなのか?
というテーマでお話します。
目次
◆そもそも自己実現って?
先日こんなシェアをしました。
最高の自己実現とは?というテーマで
(1)そもそも自己実現とは何か?
(2)自己実現には6つの段階フェーズがある
(3)最高バージョンとは?
前回は
(1)そもそも自己実現とは何か?
についてお話しました。
・自己実現とは、「自分を極め続けていくこと」
・自分が持つ無限の可能性を引き出し、
本当にやりたいことを形にしていく
人生で最も輝く瞬間を創り出すこと
しかし、
自分を極め続けていくこと、
これだと抽象的過ぎて
分かりにくいと思うので
左脳的に、
もう少し具体的に説明してみますね。
◆自分を極め続けていくって?
自分を極め続けていくこととは
具体的にはどんなことなのか?
モノゴトは何でもそうですが、
一足飛びではなくて
段階=フェーズ
というものがあります。
自己実現にも
実は6つの段階フェーズがあるんです。
わかりやすく
イメージするのに良いツールとして
マズローの欲求階層説があります。
知らないという方も
自己実現についての
三角形の図って
見たことがあるかもしれません。
これは心理学者
アブラハム・マズローが提唱した
人間の欲求を5つの段階に分けたものです。
基本的な生活から
自己実現に至るまで、
人間が満たすべきとされる
欲求を表しています。
たとえば、
1) 生理的欲求
2) 安全の欲求
3) 社会的欲求
4) 承認の欲求
5) 自己実現の欲求
といったものがあります。
マズローはこれらの欲求が、
下から上へと順番に満たされていく
というモデルを提唱しました。
つまり、下位の欲求が満たされないと、
上位の欲求を追求することはできない
と考えました。
◆マズローの欲求5段階説とは
たとえば
1) 生理的欲求 というのは
お腹がすいたり、のどが渇いたり、
眠くなったり、あるいは
トイレに行きたくなったりと、
人間の基本的な生存と維持に
必要な欲求のこと。
トイレに行きたくて、
どうしようもない時に、
最高の自分を生きる!
も何もありませんよね。
なので、まずは
食事、渇き、睡眠、
排泄なども含めて
生理的な欲求を満たすこと、
「自分をととのえる」
ことが大事です。
つぎに
2) 安全の欲求とは
簡単に言うと
生命の危険を脅かされることなく
安心して暮らせること、
ケガをしないで過ごすことです。
今もし
あなたの目の前にクマがいて
襲われそうになっているとしたら、
自分らしく最高に輝いて生きる!
自己実現も
へったくれもありませんよね。
まずは逃げてください。
さらに
3) 社会的欲求とは
人が社会的なつながりや
コミュニケーション、
関係性を求める
心理的な欲求のことです。
あなたも
家族や友人、信頼できる誰か、
仲間達とつながっていることで
自分の心が安定すると
感じることってないでしょうか?
友情、愛情、所属感など、
人は社会的な生き物なので
他人とのつながりを通じて
自己のアイデンティティや
安定感を得ることができます。
そして
4) 承認の欲求
これは他人から認められたい、
褒められたい、受け入れられたい、
といった心の欲求のことです。
私自身もそうでしたが
この承認欲求って
少しクセモノですよね。
つまり
プラスに働けば
自己肯定感を高めることにも
つながって
自分の価値や能力を認識し
自信を持つことができるようになります。
その一方で、
こうした承認欲求が過剰になると、
「こんなにやったのに、〇〇してくれない」
「認められない自分には価値がない」と
自分の価値を
他人からの評価に
依存させてしまうことになる。
すると、自分の本質や
価値観を見失ったり、
自己肯定感も駄々下がりで
ストレスを感じて
燃え尽きてしまうということが
起こりえます。
また、知らず知らず
共依存のように
なってしまうのも注意。
「自分には価値がない
(と無意識下で思っている)から
頑張ること、誰かを助けること、
尽くすこと、認められることで
自分の価値を示そうとする。。。」
こうしたブロックや
パターンがあると
いつまでたっても
迷走し続ける、
やりたいことが実現できない
負のフープにはまってしまいます。
そして、次です。
5段階の最後、
三角形の一番上に来るのが
5) 自己実現の欲求
です。
これは、自分が一番好きなことや
得意なことを見つけて、
それを伸ばしていきたい!
個人の能力を最大限に発揮し、
自己の目的を達成したいという
欲求です。
あなたも
もっともっと成長したい!
やりたいことで天職実現したい!
と感じることはありませんか?
潜在能力を解放して
自分らしく最高に輝きながら
もっと幸せに豊かになりたい
そういった欲求が
この自己実現の欲求というわけです。
◆例外もある
こんなふうに
マズローは
人間の欲求を
1) 生理的欲求
2) 安全の欲求
3) 社会的欲求
4) 承認の欲求
5) 自己実現の欲求
と5つの段階に分け
これらの欲求が、
下から上へと順番に満たされていく
というモデルを提唱しました。
つまり、下位の欲求が満たされないと、
上位の欲求を追求することはできない
と考えました。
しかし、実際の人間の行動や欲求は
このように単純には動かないことも多いです。
ある人は生理的な欲求を満たすために
安全を犠牲にすることもあります。
また自己実現のために
生理的欲求を無視することもあります。
本当にやりたいことに
没頭している時には
食事の時間も忘れてしまう、
睡眠時間を削ってでもやる
というようなことないですか?
また、時と場合により、
欲求の優先順位は変わることがあります。
したがって、マズローの欲求階層説は、
人間の動機づけについて理解を深めるための
ツールの一つであるといえますが、
必ずしもその順番通りに
達成する必要があるわけではありません。
◆さらにもう一段階上がある
さらに
マズローの欲求階層説については、
基本的には5段階のモデルが
広く知られていますが、
彼が晩年に提唱したモデルで、
実際には自己実現って、
もう一つ上の段階、
6つ目があるのですよね。
私がコーチングや講座で扱うのは
この
5) やりたいことを実現する「自己実現」と
6) 「自己超越の欲求」その次のステージ
最高の自己実現です。
それはどういうことかというと
たとえば
天職実現するのに
大切なことは
「自分のためにスタートして人のためにゴールする」こと。
自分の魂を成長させながら、
人のために自分を役立てること。
言い方は違えど、
そして
山の登り方は無限にあるかもしれませんが
本質はひとつだと私は感じています。
こうした「自己超越の欲求」とは、
・物質的な欲求を超えた心の豊かさや充実感を感じる
・自分の内なる成長や魂の進化に焦点を当てるもの
・自分だけの目的や欲、欲求を超えて、
他者や社会、自然とのつながりを深め、
より広い視野で物事を捉えることを
大切にする心のあり方。
・魂の目的や使命を達成することで、
宇宙や高次の意識とつながり調和する。
自分と他者との一体感やつながりを感じ、
内なる平和や喜びを実現し協働創造すること
・自分を縛る思い込みを手放して、
「最高の自分」の個を輝かせ、
真の自由と豊かさを体現していくこと
そんなふうに、私は強く感じるのです。
この自己実現の6段階目
それについては
また次回シェアしますね。
あなたは
今、自己実現
どのステージで満足していますか?
そこに、いい悪いはないのです。
あなたは無限の可能性を秘めた存在です。
どのステージを目指したいですか?
あなたの魂が本当にワクワクするのは
どのステージですか?
いつも心から
あなたを 応援しています!
最高の自己実現∞コーチ
鈴木みつこ