未来のクライアントさんに 「私はブロックなんてありません」と言われたら あなたはなんて答えますか
こんにちは
天職実現マスターマインドコーチの
鈴木みつこです。
今日は、
未来のクライアントさんに
「私はブロックなんてありません」
と言われたら
あなたはなんて答えますか
というテーマでお話します。
コーチである
クライアントのMさんから
ご自身の受講生さんから
こんな質問があったけれど
こういう場合は
どんなふうに答えたらいいか
というご質問をいただきました。
とても鋭い質問で、
多くの方が同じように感じる
誤りやすいポイントだな
と思いました。
また、すでに
コーチやカウンセラーなどとして
お仕事している方、
起業して自分でビジネスをやろう
これから始めようとしている方でも
未来のクライアントさんから
同じような質問を投げかけられる
可能性は高いと思いました。
ですので、
一般的な質問として
私がクライアントさんに
お答えした部分を、
あなたにシェア
させていただきます。
Mさん、ありがとうございました!
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Mさんは
メンタルブロックについて
受講生さんに
あるワークを行ったそうです。
ですが、
「メンタルブロックがみつかりません、、、
という受講生さんがいらっしゃいました」
とのこと。
さあ、あなただったら
なんと答えしますか?
・
・
・
ここでは
私の見解を
お答えしますね。
私だったら
何と答えるか?
********
まず、
私の受講生さんの場合は
あまりないケースではありますが、
一般的なケースの場合、
もし、
その方が、どうしても、
自分には
「メンタルブロックなんてないですよ!」
と言うのならば、
「そうなんですね~」と
やんわり
私はお答えすると思います。
無理に説得もしません。
でも、
「ちがうよ」と心の中では
キッパリ言っています。
ブロックがない人
なんて、そもそもいないからです。
ただ気づいて
いないだけだからです。
中級から上級者に
なればなるほど
自分自身を
つねに丁寧にモニタリングして
意識を研ぎ澄ませ
古い自分の在り方、
細かなブロックを見つけ
手放していくことが
最高の自己実現、
天職実現を加速し、
今世決めてきた自分の使命や天命を生き切る
最重要ポイントになります。
そうしたアンテナや
センサーを本来私たちは
もっているわけですが
(たとえば、直観などもそのひとつ)
そういうセンサーは
感情や日常の人間関係
雑事にまぎれていると
どんどん鈍ってしまう部分があります。
よく、紙に何か質問が書いてあって
それを書き出す
左脳的なワークってありますよね。
私の講座でも行います。
そうですね、それも有用な
ひとつのワークですが
でもそれで ぜんぶ
ブロックが見つかるわけでもありません。
というか、すべて
座学的に、アタマで分析しようとする、
アタマで考えて書き出す、
自分のブロックを見つけようとしても
奥深いものは出てこない、
そもそもが無理なわけです。
ブロックとは
思考の偏り、二極に振り切れた在り方、
自分を縛る一切の制限、思い込み、
固定概念、信念、観念、常識、
この私にとってのスタンダードです。
私たちが
「一般的には~」
「そんなの常識」
「ふつうはこうするでしょ」
と言いたくなるのは
すべてブロックです。
でも、自分にとって
それは「当たり前」なので
気づくことが非常に難しい。
自分の成長や
魂レベルでの
進化発展、拡大を妨げる
そうした古い自分の在り方、
ブロックを見つける
一番良い方法とは?
それは
日常生活の中で
イラっとしたり
モヤモヤすること、
怒りを感じたことなど、
自分の感情が揺れたり、
不快だなと 思うこと、
自分の感情が
動いたところから
ブロックを見つけ出すとよいです。
たとえば、
子どもが学校に行かない、
保育園に行くのを渋る、
時間を守らない
準備に時間がかかる
言ったことを守らない
先生にああ言われた、
夫がこうだ、
舅姑が~とか
日常の中で イラっとしたり
もやっとすること
心配、不安になったりする
感情が動くことって
ふつうにありますよね。
私たちは肉体を持ち、
自我エゴももっているので
それは当然の反応だったりしますが
そこには、自分にとっての当たり前、
こうあるべき、こうすべき、
自分にとっての正義、ジャッジが
隠されています。
私は子どもたちが
自閉症・発達障害があるわけですが
「一般的には~」
「そんなの常識」
「ふつうはこうするでしょ」
という想いは
もうとうの昔に手放しました。
たとえば
子どもは学校に行くのが当たり前
みたいな思い、
それこそが 本当は偏り。
とくに
アスペルガーのある娘には
かなり鍛えられてるなと思うのですが、
私にとってこれって当たり前でしょ
と暗黙の裡に思っていたことを
彼女が
がんがん簡単に覆してくれるとき、
あ、こんなところにも
ブロックがあったんだなと気づきます。
またよく聞くのは
「お金のブロックなんて もうそんなにありません」
という方もいますが、
それは 新しいステージに
チャレンジしていないからだと感じます。
(もちろん チャレンジしたく
なければする必要もないのですが
お金のブロックはあるけれど
気づいてないという状態)
たとえば、
コーチとして起業したばかりの人は
5000円 お金をいただくことだって
最初は難しいですよね。
でも、世の中には
数百万円単位の月商をふつうに稼ぐ
コンサルやコーチもいるし、
100万円単位で投資をするとか
そういう個人経営者もたくさんいる。
それをあなたがしたいかどうかは
別として
そういう方からすると
たとえば
起業初心者、中級者で
「私はもうお金のブロックなんて ありません」
と言う人がいたら
ふ~ん、そう思うんだね。。。
と感じるかもしれません。
お金自体には
本当はイイも悪いもないんですが
でも
これだけの単価の商品を売るとか
購入する、と言った場合、
自分なりに、
うっと 詰まるような
感覚になる
金額ってありますよね。
たとえば、
自分のために使うお金でも
心地よく使える金額帯と
そうでない金額帯みたいな。
それは お金のブロックなわけですが
でも ひとによって、かなり違うし、
気づくような
シチュエーションに陥らない限り、
わからないことの方が
多いかもしれません。
でも、ブロックなんて
ありません~ということには
ならないと
私は感じます。
ただ、気づいていないだけ。
またブロックの解除にしても
深いトラウマ・レベルのブロック解除は
わたしの講座では扱っていません。
それは医療に
関係する部分だからです。
天職実現のための
「行動」を起こすことを阻むような部分。
潜在意識でもちょっとがんばれば
アクセスできる部分です。
潜在意識は、
浅い部分から深い部分まであるので
どうしても書き換えられないようなレベル
トラウマのようなものは
(私自身 義母の死で
PTSDになりかかって
身体に反応が出る、ということを
経験したのでそのツラさもわかります)
医療レベルなので
それはコーチングでは扱いません。
なので、
話を戻すと
あなたがコーチ、カウンセラーで
なにかワークを行っているときに
受講生さんで
「わたしは ブロックなんてありません」
と言う方を目の前にしたとき、
Mさんからは
「ちょっと無理をしてでも、
メンタルブロックを示唆した方がよいか」
というご質問をいただきましたが
無理をして、何かを出す、必要はないですよ。
それもまた、その方自身が
人生の中で学ぶことだと思うので。
逆に もし そういう方を
コーチとしてサポート伴走するなら
日常生活の中で
その方がモヤモヤすることが出てきたときに
これこれ こういう思い込み
ブロックがあるかもしれませんね
的に
心、魂的な側面からも
具体的にお話した方が
その方には響く、
深い学びになると思います。
なので、
もし あなたが
コーチ、カウンセラーとして
自分のブロックをどんどん外せるようになり
他者のブロックをも
外せるようになりたい、
最高の自己実現や天職実現を
サポートをしていきたいと思うのなら
いろんなワークを次から次へとやるよりも
実際に深く
その方に寄り添って
丁寧な伴走を行う中で
クライアントさんに
問いかけてみたらどうかなと思います。
ケース会議みたいに、
実際に 日常生活の中で
具体的に起こったこと、
起こりうることについて
どんなブロック
思い込みが潜んでいるか
考える、みたいに。
これって、一見
あたりまえそうだけど
実はそうじゃないよ、
という具体例を出す。
なによりも
そこにあなた自身の
体験談
実際に自分自身が
人生を通して得た経験、
(それはあなただけの宝物なので)
智慧や叡智
自分にとって「真実」だと感じることを
出し惜しみすることなく
シェアして(自己開示)
その方を最高の自分に導く。
そのためには
講師、コーチ側も
自分の人生の
引き出しを増やす必要がある。
学び成長し続けていく必要がある。
そんなふうに
わたしは感じるのです。
イラっとしたり
モヤモヤすること、
怒りを感じたことなど、
自分の感情が揺れたり、
不快だなと 思うこと、動いたところには
ブロックの種が潜んでいる。
そして それは
いいとか わるいじゃなくて
ただ そうな、だけ。
そんなふうに
ブロック解除も
単にワークをするだけではなく
・物理次元
・心理的側面
・魂的な側面から
複合的に対処を行っていくことが
大事だと私は考えます。
潜在意識の書き換えも
さらに奥深い部分を学びながら
ご自身とも 向き合いながら
次のステージを目指し
周りの方にもお伝えしていくと
聡明で志高い
あなたが真に望む世界の実現が
よりいっそう加速すると感じます。
以上、今日は
未来のクライアントさんに
「私はブロックなんてありません」
と言われたら
あなたはなんて答えますか
というテーマでお話をしました。
あなたのことを
いつも心から応援しています!
鈴木みつこ