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やりたいことで起業して結果が出れば本当に幸せになれる？

最終更新日：2023年5月2日

今日は

やりたいことで起業して結果が出れば
本当に幸せになれる？

というテーマでお話します。

目次

◆「天職が実現したら幸せになれるのに……」？

あなたは
自分が本当にやりたいことで起業したい！

天職を実現したいと思いますか？

ビジネスとして結果を出せたら
幸せになれるのに、、、

そんなふうに感じることはないでしょうか・

天職が見つかれば
生計を立てるための
仕事に振り回されなくてもよくなる。

お金も時間も
自由に豊かになって
幸せにも　なれるのになあ

と感じることはありませんか？

そうですよね。
わたしも昔はそんなふうに思っていました。

でもある時から
それって違うのだ、と
気づきました。

やりたいことで
起業して結果が出れば
本当に幸せになれる

それは「本当に本当」でしょうか？

◆幸せと成功を明確に区分する

もしあなたが

「やりたいことで起業し、
ビジネスとして
お金を稼げるようになりたい」

と思っているなら

注意する大きなポイントが
１つあります。

それは

「幸せ」と「成功」を
明確に区分することです。

もちろん「成幸」なんて
当て字も存在するくらいですから

成功したら
より豊かに幸せになれる

という一面もあるでしょう。

でも

「成功」と「幸せ」を
一緒くたに考えていると

やがて
ボタンの掛け違いが
生じて

グルグル悶々思考
堂々巡りが始まります。

なぜなら

自分の意識が
つねに外を向いた状態では

自分の軸がどんどんブレていくからです。

その結果、
どれだけ成功して
結果を出したとしても

「まだまだ、自分は
こんなに欠けている、足りない」

と感じる。

「ない」にフォーカスした意識では

本当の意味で
幸せに豊かになることも
できないからです。

◆自分の人生に100%責任を持つ

意識の焦点を当て続けたものが
拡大していく、
具現化していく、

ということは
以前から何度もお伝えしています。

そう。

だからこそ

自分の人生の操縦桿を
しっかり握り直して

自分の意識が
いまどこに向いているのか

どんな周波数を発しているのか
自分の人生に100%責任をもつ必要がある。

自分の幸せや豊かさを

外の状態や、
外の人、
環境のせいにする
思考習慣を手放す。

自分の人生の主人公は
あくまで、このワタシ！と

脇役に徹するのをやめて

最高の自分の「個」を輝かせる。

自分が本来もっている
パワーを取り戻す必要があるんです。

◆「幸せ」は今すぐにでも感じられるもの

幸せは、
自分一人で

今すぐにでも
感じられることです。

大好きなスイーツを
ご褒美に食べたり

お風呂にゆっくり
入ったり

自分の小さな子どもを
ぎゅっと抱きしめたり

散歩に出かけて
自然の中で過ごすと

「幸せな気分」
「心地よい気分」
「豊かな気持ち」

になることができます。

ですから

幸せかどうかを
決めるのは

あなたの状態、環境
（もちろんそれもありますが）

本当はそこではなくて

どれだけ
今与えられている中から

「幸せを感じ取れるかの力」
に大いに関係しています。

どこに自分の
「意識」「注意」「焦点」を
当て続けることができるか。

その力があるか否か、
ということです。

◆認知に働きかける

これは、

認知に働きかけて気持ちを楽にする
心理療法の一種、

認知療法、
認知行動療法に
限りなく近いものですよね。

認知は、ものの受け取り方や
考え方という意味です。

たとえば、私たちは
ストレスを感じると
悲観的に考えがちになります。

「自分には無理だ」と
問題解決ができない心理状態に
追い込まれがちです。

でも
私たちは、自分が置かれている状況を
絶えず主観的に判断し続けています。

認知療法では、そうした考え方の
バランスを取ってストレスに上手に対応できる
心理状態をつくっていくわけですね。

たとえば
私事ですが

私は、
夫、娘、息子
家族全員に

ASD　自閉症スペクトラム
発達障害があり
診断を受けています。

とくに苦手とすること、
課題や特性、

体調や情緒の状態が
悪くなったときの
症状の出方などは
ひとりひとり微妙に違いますが、

３人とも障害者手帳を取得しています。

でも、私は
こんなふうに認知、
とらえ解釈しています。

障がい？

すべて受け容れてしまうと、

良い意味で
私にとっては

当たり前、常態、

限りなく自然な状態なのです。

そこに、
いいも悪いもないのです。

ただ、そうなだけ。
ただ、そう在る。

モノゴトはつねにニュートラルだからね。

そこに
人やモノごと状態に
「感情」や

いい悪いの二極化に振り切れた
「ジャッジメント」
をくっつけるからこそ

ややこしくなるわけです。

◆「つねに今が一番幸せ」感謝

息子が
3歳で診断を受ける前に

あるいは
娘が小４で診断を受けた頃に

「特別支援学級に入れられたら
この世の終わり」

「お母さんの愛情が
足りないんじゃないの」

的な無責任で
心無いコメントをした

人々にとったら

ワタシの状態は、
おそらく、
その方にとって
「不幸」なのでしょう。

でも、私は
違いました。

親としての
へんなプライドも
他人の目も

悲観主義、思い込みも
捨ててしまったのです。

そのことを

正面から受け容れ

特性を理解したり
調整したり

強みにつなげていく努力をしながらも

さらに
そこに「執着」しないで

いま
自分の人生を生きている私は

環境がどうであれ

「今がいちばん幸せ」なのです。

何が言いたいかというと

幸せって

「なる」もんじゃなくて

「感じる」ものだということ。

感謝の種を探すことができるか

当たり前のことでも
それを
豊かな感情のセンサーで

喜び味わい
愛でて

大切にすることができるか

幸せは
あなたの「感じる心」
「心のセンサー」に

かかっている

そう私は感じます。

◆ビジネスで結果を出したら幸せになれるか

ビジネスで成功したら幸せになれる！か

さてもうひとつ、
別の視点です。

その一方で
天職で稼げるようになったら
ビジネスで成功したら

私は幸せになれる～～

ともし
あなたが
思っているなら

この点だけは
注意してください。

ビジネスにおける成功とは、

すべて顧客、
お客様によって
もたらされるものです。

ビジネスとは
顧客の悩みを解消したり

より深い大きな
潜在的なニーズを満たすものです。

つまり

自分のことだけ考えて
自分のやりたいことだけやって

自分のためにだけ
学んでいたら

天職でお金を稼ぐこと
ビジネスとして成功するのは難しいです。

なぜなら
自分がやりたいことだけをやる
のが

天職に生きること
ではないからです。

◆意図することと執着することは違う

まず、自分を満たすことは
大切です。

しかし、次のステージとして

自分の意識を外に向けて
拡大していく必要があります。

意識のベクトル、方向を変える。

私はこんなふうに考えます。

天職とは
自分が生まれる前に決めてきた使命、
魂のミッションを遂行することです。

それは
時代時代、ライフステージでも
変わり得る。

ひとつではないかもしれない。

ボランティアや
ライフワークという形で
やっていくこともできる。

ただもし、
天職でお金を稼ぎたい、

ビジネスとして
やっていくのであれば、
覚悟が必要です。

覚悟とは、
自分が決めたことを
どこまでも　やり抜く意志です。

またビジネスをするためには
まず資本である

自分の肉体の管理、
ブレない自分軸をキープする力も
必要でしょう。

さらに
夢はぎゅっと
握りしめると実現しない
と言われますが

結果に執着すればするほど
実現は遠のいてしまいます。

「意図する」ことと

絶対この通りにならなくてはいけないと
「執着する」ことは違うのです。

でも
自分と向き合い、
覚悟を決める、

「意図する」

具体化、明確化
自分の夢の解像度をあげていくことは
必須です。

何よりも
自分には「選ぶ」力があることを
思いだす。

もし
あなたが

自分が本当にやりたいことを
最短・最速で実現したい、

天職を実現し
ビジネスとしても
結果を出したい

と思っているなら

「幸せ」と「成功」を
明確に区分することを

強く意識してください。

あなたの周囲の人や
過去、健康状態、環境が

あなたが
最高の自分を生きることを
阻んでいるのではないのです。

◆自分で課した限界を超える

あなたも
今が　いちばん　大事な時期に
差し掛かっているのではないでしょうか？

心に残った言葉のシェアです。

自らの限界を超える

力づくで事を起こすのではなく
あなた方のクリエイティビティを
十二分に発揮し、

自身の人生の創造主として
他に力を明け渡さないということだ

自分を信頼し
勇気を持って
チャレンジしていくのみである

……のだとしたら

「あなたが本当になりたい
最高の自分ってどんな自分ですか？」

ぜひ、ひらめいたことを
即　書き留めてください。

以上、今日は

やりたいことで起業して結果が出れば
本当に幸せになれる？

というテーマでお話しました。

いつも心から
あなたを　応援しています！

最高の自己実現コーチ
鈴木みつこ

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