【天職実現】「やりたい。でも自信がない」一歩踏み出せないときに知ってほしい、自分を信じる力の育て方

最終更新日:2026年10月10日

 

目次

「やりたい。でも、自信がない」と感じるあなたへ

「やってみたいことはあるけれど、自信がない。」

「資格は取ったけれど、仕事にする自信がない。」

「発信してみたい。でも、私なんかがやっていいのかな。」

「失敗したらどうしようと思うと、なかなか動けない。」

そんなふうに感じることはありませんか?

こんにちは。
天職実現コーチの鈴木みつこです。

私は、これまで家族や周りの人を優先し、一生懸命頑張ってきたけれど、

「これからは、自分の人生も大切にしたい。」

「これまでの経験を、これからの人生や仕事に活かしたい。」

そんな思いを持つ、主に人生後半の女性をサポートしています。

今日は、私自身の経験も交えながら、自信がなくても、本当にやりたいことへ一歩踏み出すにはどうしたらいいのか。

そして、行動を通して、自分への信頼を育てていく方法についてお話しします。

「今、自信がない」と「私は自信がない人」は違う

クライアントさんとお話ししていると、「自信がありません」という言葉をよく耳にします。

特に、繊細な気質を持つ方の中には、相手の気持ちや周囲の反応を細やかに受け取り、一度うまくいかなかったことを何度も振り返って考える方もいらっしゃいます。

ただし、ここで大切なのは、繊細であることと、自信がないことは同じではないということです。

過去の経験や完璧主義、「ちゃんとできなければいけない」「失敗してはいけない」という思い込みなどが重なることで、自信が持てなくなっている場合もあります。

そして、もう一つ、分けて考えてほしいことがあります。

それは、

「今、このことについて自信がない」という状態と、「私は自信がない人間だ」という自己定義は、まったく同じではない。

ということです。

初めて人前で話す。
初めて自分の考えを発信する。
初めて商品やサービスを提供する。

そんなときに不安を感じるのは、ある意味、自然なことです。

まだ経験が少なく、「前にもできたから大丈夫」と思えるだけの材料が、自分の中に十分にないからです。

それなのに、

「自信がないから、私は能力がない。」

「一度失敗したから、私は向いていない。」

「誰かに否定されたから、私には価値がない。」

と、自分全体の評価にまで広げてしまうことがあります。

でも、少し考えてみてください。

「一度うまくいかなかった」は、出来事です。

「だから私は向いていない」は、自分がそこにつけた解釈かもしれません。

起きた事実と、自分がそこにつけた意味を分けて考える。

まずは、ここから始めてみてほしいのです。

自信がついてから行動する、という思い込み

「もっと自信がついたら、やってみよう。」

「もう少し勉強してから始めよう。」

「準備が整ったら、挑戦しよう。」

そう思っているうちに、何か月も、あるいは何年も経ってしまったことはありませんか?

私は、この順番が逆になることも多いと思っています。

やってみる。
経験する。
少しできるようになる。
うまくいかなければ工夫する。
そして、もう一度やってみる。

その中で、

「前にもやったことがある。」

「一度失敗したけれど、立て直せた。」

「分からなかったけれど、人に聞くことができた。」

「前より、少しできるようになった。」

という経験が増えていきます。

そして、その経験が少しずつ自信の土台になっていくのです。

自信がつくのを待っていると、自信が育つための経験そのものが増えない。

そんなことも起こります。

そもそも、自信は「ある・ない」という二択ではありません。

このことにはまだ自信がない。
でも、別のことなら経験がある。

今日は不安。
でも、昨日よりできるようになっている。

人前では緊張する。
でも、伝えたいことは確かにある。

私たちは、そんなふうに、いろいろな面を持ちながら生きています。

だから、自信が100になるまで、行動をゼロにして待つ必要はありません。

自信が30でも、一歩踏み出せることはあります。

自信が10でも、小さく試してみることはできます。

ときには、自信がなくても「でも、これはやる」と決めることだってあるのです。

 

本当の自信は、静かなものかもしれない

私は、「自信満々に見えること」と「本当に自分を信頼していること」は、同じではないと思っています。

何でも断言する。
強く自己主張する。
迷いがないように見える。

それが悪いというわけではありません。

でも、外からどう見えるかと、その人が内側でどれだけ自分を信頼しているかは、別の話です。

本当に自分を信頼している人は、必要以上に自分を大きく見せなくてもいいのではないでしょうか。

誰かより上だと証明しなくてもいい。

「私は正しい」と、周りに認めさせ続けなくてもいい。

ただ、自分の中では分かっている。

「私は、こっちへ行く。」

「これは、やる。」

「理由はうまく説明できないけれど、私はできる気がする。」

そんな静かな感覚です。

そして、そこには謙虚さも一緒にあっていいと思います。

「私は、もう全部分かっています。」ではなく、

「私は、まだ学び続けています。」

と知っていること。

自分の力は認める。
でも、まだ成長できることも知っている。

自分を否定しない。でも、自分を過大評価もしない。

私は、そんな在り方を大切にしています。

「自分を信じる」の、自分とは誰なのか

「自信」という言葉は、「自分を信じる」と書きます。

でも私は、ここでいう「自分」とは何だろう、と考えることがあります。

ただ「私はすごい」「私は正しい」「私は絶対にできる」と言い聞かせることではありません。

私が信じたいのは、もっと奥にある自分です。

本当の自分。
自分の本質。
自分の中にある静かな声。

私の言葉でいえば、「魂の声」です。

誰かに認められたいからでもない。

人より上に行きたいからでもない。

誰かに「それをやりなさい」と言われたからでもない。

でも、自分のもっと深いところでは、「これは、やる」と感じている。

私自身、人生の中で時々、稲妻のように「これだ」と感じることがあります。

もちろん、何でも直感だけで決めればいいという意味ではありません。

お金のこと。
健康や安全のこと。
家族や仕事への大きな影響。

現実的に確認しなければならないことは、きちんと確認します。

そのうえで、それでもなお、自分の内側から何度も「これはやりたい」という感覚が湧いてくるなら、私はその声を無視しないようにしています。

自信があるか、ないかをいったん横に置いて、本当の自分が大切だと感じる方向へ進む。

それが、私にとっての自分を信じるということでもあります。

「人と話す仕事なんて、私には絶対無理」と思っていた私

実は、私自身も、もともと人前で話すことに、とても強い苦手意識がありました。

若い頃、初めてアルバイトをするときも、接客の仕事なんて自分には絶対にできないと思っていました。

だから選んだのは、日本料理店の厨房の奥で、黙々とお皿を洗う仕事でした。

人前に出なくていい。
知らない人と話さなくていい。
自分の仕事を黙々と進めればいい。

そのほうが、私にとっては安心だったのです。

会社員として働いていた頃も、「おとなしくて、あまりしゃべらない、静かなみつこさん」という感じでした。

飲み会や懇親会のような、知らない人と次々に話す場所も苦手で、いつも壁の花でした。

実は、そういう場所は今でもそれほど得意ではありません。

そして、40代で起業したときも、最初からコーチになろうと思ったわけではありません。

私が最初に選んだのは、ネット物販でした。

商品を仕入れて、販売して、発送する。

人と長く直接話さなくても、自分のペースで仕事を進めやすい働き方です。

特に、私は仕事の電話が本当に苦手でした。

突然電話がかかってきて、その場ですぐに答えなければならない状況に、とても強いストレスを感じていたのです。

だから、文章で考えながら対応できる仕事や、自分のペースで進められる働き方を選んでいたのだと思います。

そんな私が、どうしてコーチという仕事をするようになったのでしょうか。

自分の可能性に蓋をしていたことに気づいた

きっかけの一つは、メンターから言われた言葉でした。

「みつこさんは、物を介する仕事もいいけれど、言葉を通して、人の光になるような仕事が向いている。」

そんな趣旨のことを言われたのです。

その言葉は、私の胸に深く響きました。

私は、昔からカウンセリングやコーチング、人を支援する仕事に、どこか強い憧れがありました。

でも同時に、

「私は人とうまく話せない。」

「対人支援の仕事なんてできない。」

「私には無理。」

という思いが強く、自分でその可能性に蓋をしていたのです。

メンターの言葉を聞いたとき、自分のもっと深いところが反応しました。

「本当は、私はこれをやりたいのかもしれない。」

そんな感覚でした。

でも、だからといって、次の日から突然、自信満々のコーチになったわけではありません。

最初の頃は、本当に自信がありませんでした。

セッション中も、

「次に何を言えばいいんだろう。」

「このあと、何を質問すればいいんだろう。」

そんなことが気になって、目の前の相手よりも、自分が失敗しないことへ意識が向いてしまうこともありました。

それでも私は、「やっぱり向いていない」と、そこでやめませんでした。

自信がないから、準備した

私が選んだのは、自信がないからこそ、徹底して準備することでした。

必要な資料を読み込む。
セッションや講座の流れを確認する。
台本や型を意識して練習する。
終わったら振り返る。

「ここはよかった。」

「ここはうまくできなかった。」

「次は、どうしたらいいだろう。」

そう考えて、また実践しました。

自信がないから、準備した。

怖いから、練習した。

分からないから、教えてもらった。

そして、またやってみる。

私は、自信のなさを「やらない理由」ではなく、「準備する理由」に少しずつ変えていったのです。

そして、もう一つ、大切にしてきたことがあります。

それは、怖いと思うことほど、一人だけで乗り越えようとしなかったことです。

初めてセミナーをするときも、コーチとして次の段階へ進むときも、私はメンターの力を借りてきました。

特に大切にしていたのは、自分に合った具体的なフィードバックをもらえる環境です。

「みつこさんの場合は、ここですよ。」

「ここはもう大丈夫。」

「ここは、もう少しこうしたほうがいい。」

そうやって、今の自分の現在地を一緒に確認してもらう。

 

 

自信がないときは、本当はできていることまで、できていないと思ってしまうことがあります。

反対に、自分だけでは気づけない課題もあります。

だから、信頼できる人に見てもらう。
フィードバックを受け取る。
そして、また自分でやってみる。

もちろん、誰かに人生を決めてもらうわけではありません。

人生のハンドルを握るのは、自分自身です。

でも、一人では見えにくい現在地を、一緒に確認してもらうことはできます。

私は、そうやって、怖かったことを一つずつ乗り越えてきました。

 

自信がついたからできたのではなく、やったから自信が育った

今振り返ると、面白いものです。

私は、自信がついたからコーチになったわけではありません。

人前で話す自信がついたから、セミナーを始めたわけでもありません。

自信がないまま、やったのです。

怖い。でも、やる。

自信がない。だから、準備する。

分からない。だから、教えてもらう。

うまくいかなかった。だから、振り返る。

そして、またやる。

その繰り返しの中で、

「前にもできた。」

「今回もできた。」

「怖かったけれど、逃げずにやれた。」

という経験が、少しずつ増えていきました。

その経験が、「私は大丈夫かもしれない」という自信になり、さらに続けることで、「私はこういうことができる」という確信へと育っていったのです。

自信は、行動する前に完成させるものではありません。

行動した経験によって、あとから育ってくるものでもあるのです。

自信がないときに試してほしい、5つの方法

では、自信がなくて動けないとき、具体的にどうしたらいいのでしょうか。

私がおすすめしているのは、次の5つです。

1.「自信がない」で言葉を終わらせない

「私は自信がない。」

その気持ちを否定する必要はありません。

でも、それを自分そのものの定義にしないでほしいのです。

「今は自信がない。でも、やってみる。」

「まだ慣れていない。だから、練習する。」

「怖い。でも、やりたい。」

今の気持ちのあとに、次の行動につながる言葉を加えてみてください。

2.本当は何が怖いのかを具体的にする

「自信がない」という言葉の奥には、いろいろな怖さが隠れていることがあります。

失敗すること。
批判されること。
恥をかくこと。
断られること。
お金を失うこと。

あるいは、「やっぱり私には無理だった」と、自分自身を否定してしまうことかもしれません。

何を怖いと感じているのか。

まずは、その正体を自分の言葉にしてみましょう。

3.怖いことほど、小さな行動にする

発信が怖いなら、いきなりライブ配信をする必要はありません。

まずは、スマートフォンで1分だけ録音してみる。

自分の商品をつくりたいなら、最初から全部完成させる必要はありません。

「誰の、どんな悩みを助けたいのか」を、一枚の紙に書いてみる。

新しい仕事が気になるなら、今の仕事をすぐに辞めなくてもいいのです。

まずは30分調べる。
経験者に一人、話を聞いてみる。

行動は、10分以内でできるところまで小さくしてもいいのです。

さらに、「いつやるか」まで決めてみましょう。

今日の夜9時に10分。
明日の朝に5分。

ここまで決めると、「やりたい」という思いが、現実の行動へと変わり始めます。

4.必要なら、一人でやろうとしない

メンターでも、コーチでも、信頼できる人でも構いません。

ただ励ましてもらうだけではなく、今の自分に合った具体的なフィードバックをもらうことも大切です。

自分の現在地が見えると、何を練習すればいいのか、何から始めればいいのかが分かりやすくなります。

誰かの力を借りることと、自分で人生を選ぶことは、矛盾しません。

5.結果だけでなく、自分がどう向き合ったかを見る

結果は大切です。

うまくいったのか。
うまくいかなかったのか。

現実をきちんと見る必要があります。

でも、結果だけで自分の価値まで判断しないでほしいのです。

怖かったけれど、一歩踏み出した。

分からなかったけれど、人に聞いた。

苦手だったけれど、練習した。

こうした「その状況に、自分がどう向き合ったか」にも価値があります。

これは、私が大切にしている「態度価値」という視点にもつながっています。

そして、一日の最後に、次の3つを振り返ってみてください。

「今日、私は何をやった?」

「そこから何を学んだ?」

「次に一つだけ変えるなら何?」

やったことを見る。
学んだことを言葉にする。
次の一歩を決める。

この小さな積み重ねが、自信の材料になっていきます。

実践ワーク|「自信がない」の奥にある本音を見つける

ここからは、今日のお話を、あなた自身のことに置き換えて考えてみましょう。

紙やノート、スマートフォンのメモなどを用意して、次の5つの問いに答えてみてください。

正しい答えを出す必要はありません。

今の自分から出てくる言葉を、そのまま書いてみましょう。

問い1|今、止めていることは何ですか?

「自信がないから」と言って、本当はやりたいのに、止めていることは何でしょうか。

仕事、発信、人間関係、新しい挑戦など、どんなことでも構いません。

私が今、自信がないからと止めているのは、____です。

問い2|本当に怖いことは何ですか?

もし、そのことを実際にやってみたら、何が起きるのが一番怖いでしょうか。

失敗することなのか。
否定されることなのか。
自分自身を責めてしまうことなのか。

私が本当に怖いと感じているのは、____です。

問い3|自信を脇に置いたら、本当はどうしたいですか?

「できるか、できないか。」

「やるべきか、やらないべきか。」

という判断を、いったん脇に置いてみてください。

そして、自分に問いかけてみましょう。

「私は、本当はどうしたい?」

自信があるかないかを脇に置くと、私は本当は____したいです。

問い4|5分以内でできる、小さな一歩は何ですか?

その「本当はこうしたい」という思いに向かって、今の自分ができる一番小さな一歩は何でしょうか。

調べてみる。
一行だけ書いてみる。
資料を開いてみる。
1分だけ練習してみる。

そんな小さなことで構いません。

そのために、今の私ができる小さな一歩は、____です。

問い5|その一歩を、いつやりますか?

「そのうち」ではなく、できれば日時まで決めてみましょう。

私は、この一歩を__月__日、__時ごろにやります。

ここまで書けたら、もう一度、上から読み返してみてください。

あなたの中には、自信のなさと同時に、本当はやりたいこともあるかもしれません。

怖いと感じていることもあれば、それでも進みたいという願いもあるかもしれません。

そして、そのために今できる、小さな一歩も見つかるかもしれません。

自信ができるのを待つのではなく、今の自分にできる一歩を決める。

その一歩を実際にやってみることで、新しい経験が少しずつ増えていきます。

本当に育てたいのは、「自信」よりも自己信頼なのかもしれない

ここまでお話ししてきて、私は、私たちが本当に育てたいものは、単なる自信よりも「自己信頼」なのかもしれないと思っています。

「私は絶対に成功する。」

「私は絶対に失敗しない。」

ということではありません。

そうではなく、

「うまくいかなかったとしても、私はそこから学べる。」

「迷っても、また自分に戻れる。」

「怖くても、必要なら一歩を出せる。」

「間違えたとしても、また選び直せる。」

そして、

「何があっても、私は自分を見捨てない。」

そんな感覚です。

私は、これが自分を信頼するということなのではないかと思っています。

私が大切にしている「ブレない自分軸」というのも、一度も迷わないことではありません。

迷うこともある。
怖くなることもある。
人の言葉に影響されることもある。

でも、そのたびに、

「私は、本当はどうしたい?」

と自分に問いかけて、もう一度、自分のところへ戻ってくる。

必要なら立ち止まる。
必要ならやり方を変える。
必要なら選び直す。

そして、また一歩を出す。

何度でも自分に戻れる力こそが、人生を長く支えてくれる自己信頼なのだと思います。

実は、今、私が取り組んでいる音声発信も同じです。

話すことに絶対的な自信があるから続けているわけではありません。

それでも、今の私が大切にしている使命を、声で届けていきたい。

そう感じているから、練習して、話して、振り返って、また一歩進んでいます。

自信があるから、やるのではない。

大切だと感じているから、まずやってみる。

私自身も、今、その途中にいます。

 

最後に|今日、あなたは何をやってみますか?

「やりたい。でも、自信がない。」

そんなときに、思い出してほしいことがあります。

自信がなくても、一歩は出せる。

自信がないなら、準備すればいい。

怖いなら、一歩を小さくすればいい。

一人では難しいなら、誰かの力を借りてもいい。

そして、やってみる。
振り返る。
学ぶ。
また一歩進む。

その積み重ねが、少しずつ、

「私は、私と一緒にやっていける。」

という自己信頼を育てていくのです。

だから今日、完璧な自信ではなく、小さな一歩を一つ。

あなたは、何をやってみますか?

 

動画・音声でじっくり受け取りたい方へ

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鈴木みつこ
天職実現コーチ
天職実現アカデミア∞

 


 

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